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Channel: スポーツヲタクの独り言
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プロ野球最大のファンサービスは試合時間の短縮!

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プロ野球の興行面などを議論する事業委員会が26日、東京都内で開かれ、試合のスピードアップに関し、12球団で申し合わせた時間制限(攻守交代は2分15秒以内、投手交代は2分45秒以内)などのルールを厳守させるため、来年1月の実行委員会で具体策を検討することを確認した。
 この日は複数のテレビ局の担当者を招いて要望を聞き、「走者がいない時に投手が投げるまでの制限時間は12秒以内。違反した場合は球審がボールを宣言する」などの野球規則の順守を求める声が寄せられた。時間の計測状況を表示して時間制限を徹底させる案も出されたほか、ペナルティーの実施なども議論された。

近年言われる野球人気の低迷は、主に読売の試合の視聴率低迷とそれに伴う中継数の減少が原因だ。
地上波のコンテンツとして、今のプロ野球中継はいただけない。試合開始は観られない。試合終了も観られない。こんな「不良品」他にはない。他の競技の試合中継ではない事象だ。
話はいたって簡単明瞭。19時に始まって、21時までに終わる。これで全て解決。テレビ放送にとっても、生で観戦する観客にとってもこんないい話はない。
どこやらの監督が「弱者の論理」を振りかざして、たっぷり間を取ってじらしたりするのも作戦などとうそぶいてみたりするが、観客の都合を考えない独りよがりだ。だいたい野球は実際にプレーしている時間はひどく短い、やたらと「間」の多いスポーツ。今より相当スピードアップしたところで、観客にとって忙しいと感じることなどありえない。事実、高校野球の試合時間はほとんど1時間台。だが、それにせかせかした印象などないではないか。
他の主だったスポーツが2時間以内で終わることをもう少しプロ野球は重大に受けとめるべきだ。
地上波での放送は、野球に触れる第一歩。まず無償で試合を観ることから「ファン」化が始まる。その大事な一歩が中途半端な内容では興ざめだ。
大昔にいた「8時半の男」は、つまりその時間が試合のクライマックスだったって証拠。お金をかけずにできる最大のファンサービスにもっと真剣に取り組んでほしいものだ。

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